FC2ブログ

プロフィール

オロフレOnly

Author:オロフレOnly
遠ざかっていた山を20数年ぶりに復活させ13年。春夏秋冬、週一で一つの山だけを登っています。また封印していたクライミングを2017年春から再開。

カレンダー

10 | 2019/11 | 12
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

旧ブログ2007/6/27~2011/11/27 

最新記事

カテゴリ

月別アーカイブ

最新コメント

リンク

検索フォーム

QRコード

QR

羅漢岩A沢  4月12日(日)


今日は羅漢岩A沢を予定。

3月半ばから下見を繰り返し、時期的に先週辺りと思ったが、当日は条件が悪く入れなかった。

今日は、この1週間の晴天に引き続き、気温が上がりそう。

できれば冷え込んで、曇り空になって欲しかったが・・・




3月29日に撮った遠望画像(T氏)
A沢は高度差200m。昨年登ったB沢左股より高かった。
無題-1-1-60.JPG



いつものように、トンネル副道のドアの割れたガラス部から外に出ようとしたら埋まっている。

ピッケルで凍ったブ雪のブロックを削り、一人分の空間を広げ、外に這い出る。












先週まで問題なかったのですが・・・。

          本日(4/12)                      先月(3/20)



ここでアイゼン、ヘルメットを着用し、行動開始。

遠望だと2本ともスッキリしたルンゼに見えるが・・

取り付きからB沢左股の抜け口は見えるが、A沢の上部は見えないので、都度対応になる。








軟らかめの雪面を、くるぶしほどのキックステップで登る。

何日か前の、頭大のブロックが数個あるだけで、デブリも無く雪崩れた様子も無い。

ただ、こぶし大の落石破片は多い。
しかし、B沢左股のようにルンゼ内に、頭大の落石は見られない。

洞窟があったので近くに寄って見るが、変わったことはなし。




中間部は斜度が落ちるが、氷結していたら慎重になる斜面ではある。














画像で見るとかなりの傾斜だが、実際はこれほどではない。

ただ先程と同じようにアイスバーン状態で、アイゼンのツァッケだけで登る場合は緊張すると思う。










A沢上部に1ピッチほどの快適そうな岩があるとは知らなかった。(快適と云っても羅漢岩特有の脆さはある)













遠望画像に見える、上部の抜け口にあたる逆三角雪面の一部。














終了して稜線に出る。

3月22日にこの周辺を偵察したが、完全氷化しており、滑落が恐くて近寄れなかった場所。(当然、ブッシュ帯は埋まっていた)











羅漢岩稜線の上部は、この1週間でブッシュが露出し、歩きにくそうなので、夏道があるはずのこの斜面をずっとトラバース。

夏道沿いに歩くようになったので、本当の春が来た事になる。










頂上の積雪は先週より20cm減。

頂上稜線の岩場は露出が広がっており、踏み抜きそうな中途半端な雪が被っている状態。

来週には夏道もかなり見られることになりそう。


下山は、登別ルートの3月以降限定の沢筋を下る。










B沢左股を今年もと思い、出合で状況確認している時、B・C・Dばかり見ていて気が付かなかったが、遠くから見ると左手にスッキリしたルンゼが・・・。

それがA沢で、上部がどうなっているのか、左右の岩壁はどんなものか、楽しみだった。

変哲も無いルンゼではあるが、好条件の時しか入れないルートというのは嬉しいものがある。


今日のB沢左股は、抜け口の雪庇が中途半端な崩れ方をしており、来週には登攀価値が無い状況。

羅漢岩の沢(ルンゼ)はシーズンにチャンスが1、2度だけ(平日は抜きにして)。

さて、次にどんな楽しみを与えてくれるかな(来馬岳も含め)。





尚、先週から文体の「です。ます。」調を止めていますのでよろしく。

羅漢岩B沢左股ルート  3月29日 (土)


今週の天気予報は半ばから雨で、週末に回復見込みでした。

その通りになってきたので昨晩は土、日のどちらに羅漢岩に入るか悩みました。

市内は雨でもオロフレがどうなのか?

通常コースであれば問題ないのですが、直前の雨、雪はルートが嫌な感じになるからです。

土曜の午後から回復し日曜は好天になりそうですが・・。


土曜日に決めました。

理由は気温です。最近になく低めになりそうなので、朝方は落雪、落石の危険性が少ないと判断。

本来は早朝に入るのが春山の鉄則なのですが、ゲート開門が9時・・・という言い訳の元に。




DSCF0049.JPGオロフレは直近で5cmほどの雪が降っていたようです。

車を離れるとき気温を確かめなかったのですが、-3℃ぐらいと思います。(下山時刻14時で-1℃だったので)

ここでアイゼンとヘルメットを付けて、B沢左股ルートに向かいます。











DSCF0049.JPG雪を被ったデブリの中を登ります。

昨日まで気温が高かったのか、アイゼンの歯が刺さる5cm下の圧雪面も軟らかい感じです。

先週の偵察時、10時過ぎ頃には、チリ状の雪と石が絶えず左斜面から落ちていましたが、今日は物音一つ聞こえません。




















DSCF0049.JPGこの辺りに来ると切り立っている左右側壁のど真ん中になります。

前兆無しの落雪、落石から逃げるには厳しい場所なので、耳を澄ませながら登ります。

画像では広く見えますが、3月23日の2枚目の画像を見ると狭まっているのがよく分かります。

ここも静寂そのものです。








DSCF0049.JPG稜線抜け口の3mほどの雪庇です。

左の草付きはアイゼンの歯を利かせば上がれますが、ピッケルがどの程度刺さるか?

斜度があるので笹を掴むのはピッケルより安心度がありません。

少し垂直気味ですが正面を、ピッケルのくい込みを確実にしてから、慎重に足を蹴りこみ、1歩づつ崩れないのを確認して上がります。






DSCF0049.JPG乗り越したので滑落の危険から開放されました。




















DSCF0049.JPG頂上です。

積雪は先週と変わりなく、掘り込まれていた穴も埋まっていました。

登別ルートとの分岐からスノーシューを履いたので、先週、ツボ足で何度もはまりながら登ったのに比べ楽でした。












DSCF0049.JPG午後になって時々青空も見え、暖かくなってきたのでここで小休止します。

羅漢岩ルート用の3点セットです。

オロフレ山でアイゼンは2度目、ヘルメットは初めての使用です。
























下山は羅漢岩ルートの雪庇をクリアすれば下降可能ですが、クライムダウンではリスクが大き過ぎるし、ザイルを使用するには大袈裟過ぎます。

なのでエスケープにもなる登別ルートを下ります。

雪崩の危険が無くなった緩やかな沢を、スノーシューで忠実に下るので快適であっという間に出合いに着きました。



羅漢岩B沢左股は頂上までの一部でしかありませんが、「今年こそ時期を逃さないぞ」と思っていたので登れて満足でした。

ただ、オロフレ山 羅漢岩の各ルートは例えば芦別岳、利尻山のバリエーションルートに比べ、スケールは何分の一、という事を付け加えておきますのでよろしく。


羅漢岩ルート偵察  3月23日(日)


昨日に続き天気が良いので午前中、羅漢岩の状況を見に行きます。

以前からルンゼを直登して稜線に出るのも面白いと考えていました。

単独で確保無しに登れる条件が揃うのは、残雪期の一時の期間しかなく、B沢左股のみが対象になると思われます。



DSCF0049.JPGオロフレ山羅漢岩概念図です。

WEB上にあった古い資料からお借りしていています。






















雪崩と落石の状況を確認のため途中まで登ります。















左斜面からの雪崩によるデブリが見られますが、最近のものではなく既に落ち着いた沢になっています。

デブリの左上部に立つ、小さなフェースを持つ岩壁の基部まで行きます。













壁にはリングボルトとハーケン(ピトン)が残置されていましたが、何年くらい前の物かは判断出来ません。



登攀ルート予定は正面のPIを挟み左手になります。

各ルンゼに浅い雪崩跡が見られますがほとんど落ちきったようです。

ここから上の狭いルンゼの中は、ヘルメット無しでは危険なので今日はここまでにします。










昨年も下見に行っていましたが、登るには時期的に遅く今年に繋いでいました。

稜線に上がるルンゼの抜け口に雪が付いているうちに登る予定です。



| ホーム |


 ホーム